SDGs
SDGsへの取り組み
SDGsとは
ABOUT SDGs
sustainable development goals(持続可能な開発⽬標)
2001年に策定されたミレニアム開発⽬標(MDGs)の後継として、2015年9⽉の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際⽬標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰⼀⼈として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国⾃⾝が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、⽇本としても積極的に取り組んでいます。環境保護や世界平和を前提とした経済のあり⽅など、持続可能な社会を⽬指すことはわたしたちの社会的責任を果たす上で必要不可⽋な事柄です。翔陽では引き続きSDGs達成に向けた具体的な活動を⾏って参ります。
SDGs達成に
向けた取り組み
EFFORTS TO ACHIEVE SDGs
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リサイクルで⾃然環境を守る
資源循環型社会を⽬指し、翔陽では限りある資源を⼤切にしています。アクセサリーの元となる「⾦」も貴重な資源のうちのひとつです。⾦は鉱⼭で採掘される際、1tの鉱⽯から約5g(リング約1個分)しか採れないと⾔われています。南アフリカやペルー、フィリピンでは⾦の判別時に⽔銀を使⽤する場合も少なくありません。⼤規模な設備が不要で⽐較的簡単にできることから⼦供たちが作業することも珍しくないそうです。僅かな⾦を採掘するために森林を削り、採掘場を作り、環境と⼈体にリスクがある⽅法をとっている現状です。実際に翔陽では年間約50kgの⾦をリサイクルします。⾃然界から掘り起こすのではなく、⻑年使っていない指輪や壊れたネックレスをお買取することで貴重な資源の再利⽤に役⽴てています。天然資源の消費を抑制し、地球環境への負荷ができる限り低減される社会を⽬指していくために、貴⾦属・宝⽯のリサイクルやリユースを通して⾃然環境に配慮した活動を⾏っています。
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家財整理で⼼豊かな暮らしと環境保全
翔陽では総合買取事業部の他にハウジング事業部、家財整理事業部があります。その中でも家財整理事業部では具体的に遺品整理や⽣前整理、ゴミ屋敷の⽚付けなどを⾏っています。現在は孤独死や少⼦⾼齢化などが進みご遺族様だけでは⽚付けきれいないケースも多いです。翔陽ではご遺族様に代わり、資格を保持した専⾨スタッフが⼼を込めて遺品整理を⾏います。亡くなられた⽅からご遺族様へのメッセージを⾒つけ出す為、お品物を⼀つ⼀つ丁寧に確認し、想いの架け橋になれるように⼼がけています。 また⾼齢者の皆様の現状や孤独死の現場についてなどの講習会やセミナーを⾏い、⾼齢化社会の問題やコミュニティーの⼤切さを積極的に広めることで、地域の孤独死ゼロを⽬指しています。 ・環境に配慮した処分⽅法神奈川県地球温暖化対策計画では「2030年度の県内の温室効果ガスを2013年度⽐で27%削減することを⽬指す」という⽬標が設定されています。この削減⽬標達成の為に翔陽でも下記の取組みを⾏っています。 家財整理の際にでてきた不要な物は全てまとめて処分するのではなく、ひとつひとつ確認しながら再利⽤可能なものや資源として活⽤できるものに分別しています。再⽣不可能な物は廃棄物処理法に基づいた処分を⾏い、廃棄物は責任をもって適切に分別・廃棄をしています。海外で需要のある家財や、雑貨等はフィリピンに輸出しています。USED JAPANとして⽇本⼈が⼤切に使⽤したものは⼈気があり、⽇本では処分品となるものでも40ftコンテナいっぱいに詰めると⼤型トラック2台分(26t相当)の処分品が、まだ使⽤できる⽅の元に届きます。⽉1本の輸出からでもコツコツ続けていくことで⼤きな役割を担います。 現在機密⽂書や重要書類を破棄する場合、シュレッダー処理(破砕処理)や焼却処理が中⼼となっていますが焼却処理はCO2排出による温暖化や焼却後の埋め⽴て処分によって再利⽤できないという問題を抱えていました。 翔陽では家財整理の際に⾒つけた書類は「溶解処理」を⾏っています。溶解処理は⽔と撹拌⼒で解かす為、焼却処理とは異なりCO2や有害物質を排出することなく処理ができます。溶解処理後は紙繊維となりダンボールや再⽣紙などを製造することが可能になる為、このように環境に配慮した廃棄⼿段を採⽤しています。
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働きやすい環境を整える
平和で平等な社会を実現する為にまずは企業の活動を⽀えてくれる社員やその家族に体現する必要があると考えています。翔陽では社員⼀⼈⼀⼈を尊重し、持続可能な社会の実現に貢献します。 ・未経験でも安⼼して働くことができるよう、⼊社後は先輩社員がサポートする「バディ制度」を実施。⼊社後も毎⽉社内研修を実施し、社員全員が定期的に学べる機会を設けています。 ・「⼥性だから昇級ができない・・・」「⼥性だからお給料が少ない・・・」といった性別で差別するようなこともありません。男⼥平等な評価制度を設けることで労働環境を整え、男性に限らず⼥性の社会進出も後押ししています。 ・⼦育てや介護をしている⽅向けの時短勤務制度や育児⽀援⾦の⽀給等を⾏っています。⼦育てや介護と仕事の両⽴を⽬指せるよう、社内体制を整えることで翔陽では全ての⽅を応援しています。
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ボランティア活動の実施
練習量・練習内容・挨拶や素直さ、忍耐⼒など全ての分野において⽇本⼀を⽬指す野球チーム。横浜都築リトルシニア様へ野球ボールを贈呈致しました。将来的に野球のみならず社会に出て第⼀線で活躍出来る⼈間⼒を育んでいるということで期待あふれる横浜都筑リトルシニア様を応援しています。
翔陽では活動の場を海外にも広げ、海外でのリユースを⾏いながら海外⽀援にも⼒を⼊れています。世界では貧困や飢餓に飢えている⼈もいます。翔陽ではその実態を⾃分達の⽬で確認し、特に⼦供達の声に⽿を傾け、今わたしたちに何ができるかを考えます。実際に2019年には社員達でカンボジアへ赴きました。カンボジアでは⼈⼝の約75%暮らす農村部では経済格差から貧困で多くの⼈が苦しんでいる現状です。そのような環境の中でも⼦供達が⼗分な成⻑ができるようにと勉強道具や楽しめる遊び道具等をプレゼントしたり、⽇本のバーベキューも振る舞いました。そして葛城煙⽕株式会社様ご協⼒のもと花⽕の打ち上げもカンボジアで⾏いました。⼀部の国では未だに⽕薬は地雷に使われていて⽕薬には負のイメージが強いですが⽇本では花⽕という形で感動を演出する素晴らしいものとされています。少しでも世界が豊かになるようにと願いを込めてカンボジアで花⽕を打ち上げました。またフィリピンでは国の政策として学校の授業料は無料ですが、学校で必要な⽂房具が買えず学校に通えない⼦供たちがいます。⽣活を助けるために⼤⼈と⼀緒にゴミを拾い、読み書きを覚えられないことも珍しくないそうです。翔陽では国内中古品の再資源化で得られた利益を有効利⽤しフィリピンにあるスモーキーマウンテンの⼦供たちに教材300セット寄贈しました。これからも⼀⼈でも多くの⼦供達が整った環境で多くの知識を学び、選択肢のある⼈⽣を持てるように翔陽では⽀援活動を続けていきます。